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『天草の塩』は、海水塩の魅力を最大限に引き出した製品です。
塩味・苦味・酸味・甘味が調和する味わいは、美しい天草灘の海水100%を原料とし、何も足さずに数々の工夫と職人の手間によって生まれました。
水に大変溶けやすい特徴を持っています。食材になじみやすいので、素材の良さを生かし、安心してご利用いただける美味しいお塩です。
汲み上げた海水を10ミクロンという特殊なフィルターでろ過することで豊かな海の中にはつきものの魚などの卵やプランクトン、その死骸など小さなゴミにいたるまで不純物をほとんど取り除いていますので、出来上がりの塩は真っ白です。
電気や膜で分離する方法を用いず、海水をただひたすら煮詰めていくという方法を選んでいます。
とはいえ、海水を煮詰めていく設備は自動化され、蒸気の熱を利用する平釜など特許を取得した独自の製法で作られます。
途中の工程を工夫することにより、溶けにくさのもとでもある海水中の「石膏分」の大半が自然と取り除かれます。
工程の後半はミネラルの結晶をじっくり育てるため最低2日以上の「寝かせ」をします。
このあたりからは職人の手作業や一振りずつの品質検査など多くの手間によって、高品質な塩に仕上げていきます。
さらに熱風を使った乾燥、ミルで細かくして均一な粒にしたのが、水分含有率は0.5%のさらさら塩です。

まばゆい海と空が広がる 熊本県・天草灘で、「天草の塩」は生まれました。

天草は、熊本県の西に位置し、自然豊かな多くの島と青くきれいな海に囲まれた地域です。

島原湾、八代海に挟まれた天草の島々、その西側に位置し、

東シナ海に面するのが天草灘です。文字通り水平線に沈むきれいな夕日が見られます。

「天草の塩」はこの天草灘の海水から生まれます。

天草灘は、魚介類の種類が豊富であるのはもちろんですが、イルカウォッチングでも有名な海です。

ここに棲むのはミナミハンドウイルカという種類で、ほぼ1年中見ることができます。

天草は、キリシタンに関わる歴史でも知られています。

天草四郎で有名な島原の乱、隠れキリシタンにまつわる史跡も点在し、

風光明媚な景観とともに観光の名所となっています。

原料は天草灘の海水100%～発電所からの高温・高圧の蒸気で煮詰めていきます～

昔から変わらない方法ではありますが、おいしいものをつくるために独自の設備や工夫がたくさんあります。

どんなきれいな海水でもその中には、目に見えないほど小さなものがたくさん混じっています。

海藻のかけら、プランクトン、卵、細胞など生物由来のもの、ゴミまで。

私たちは、これらを10ミクロンという特殊なフィルターを使って、こし取ります。

天草の塩が真っ白なのは、不純物が混ざっていないからです。

海水を煮詰めるために、火は一切使いません。発電所から高温・高圧の蒸気をパイプを通して引き込んでいます。

蒸気が通るパイプの熱で海水を煮詰めていきます。 最後の平釜は二重構造の釜の中を蒸気が通ります。 自動化された設備で品質にぶれのない塩を作り出します。

天草の塩の溶けやすさの秘密は、実はこの工程の間にあります。 海水の中に溶け込んでいる石膏分を固体として置き去りにして、次の工程へ濃い海水を送り込みます。

こうして何も加えることなく、水に溶かすとすぐに透明になる溶けやすい塩となります。

『天草の塩』は海水塩の魅力をいっぱい引き出した製品です。

塩味・苦味・酸味・甘味が調和する柔らかい味わいをぜひお確かめください。